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ニュース 2024.10.16

第42回 全日本中国語スピーチコンテスト長野県大会開催

20241013日(日)、第42回長野県中国語スピーチコンテストが信濃教育会館で開催され、中国語を学ぶ14名の高校生、大学生、そして社会人が日頃の学びの成果を披露しました。本大会は、長野県日中友好協会ラジオ孔子学堂が共催し、日中の相互理解を深めることを目的として毎年開催されています。

2024年は新中国成立75周年を迎える記念すべき年ですので、今年の大会は、特に重要な意義を持っています。長野県日中友好協会の布施正幸副会長は、開会の挨拶で「この特別な年に、若者たちが中国語を通じて自身の体験を共有し、両国の文化の違いを理解することは、未来の友好関係にとって非常に重要です」と述べ、出場者たちの努力と熱意を称えました。

 

今回のコンテストは「朗読部門」と「スピーチ部門」の2部門に分かれ、各出場者が自らの体験や学びをテーマに中国語でスピーチを行いました。

スピーチ部門では、石川県の小松大学4年生、小林美月さん(本籍長野県)が優勝しました。彼女は中国語を学ぶことで自身が大きく成長した経験を語り、特に南京への留学で得た日中学生同士の友情について感動的なスピーチを披露しました。小林さんは「中国語を学ぶことで、自分の視野が広がり、異文化理解が深まった」と語り、この75周年の節目に相応しい内容で観客と審査員を魅了しました。

また、朗読部門では、高校生の部で長野西高校2年生の小渕洋子さん、一般の部で伊那市の会社員である関崎朋子さんがそれぞれ1位に輝きました。両者とも、中国語学習を通じて得た知識と情熱を存分に表現し、会場から大きな拍  

手を受けました。

          

          

 

 

 

日中友好75周年という歴史的な年に開催された今回のスピーチコンテストは、両国の若者たちが言語を通じて理解し合い、未来の友好を築く重要なステップとして大きな意義を持っています。長野県日中友好協会と孔子学堂は、今後もこうした交流の機会を提供し、さらなる日中友好の架け橋を築いていくことを目指しています。

                        長野ラジオ孔子学堂  学堂長 安芸洋一

                        長野ラジオ孔子学堂 副学堂長 夏丹  

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